獅子頭 について
獅子は架空の生き物として、古代より中国で悪霊を駆逐する神獣として崇められて来ました。日本には飛鳥時代に、禍いを払い、天下泰平、五穀豊穣をもたらしてくれる守神として伝わりました。
全国各地で祭礼、慶祝行事にお祓いとして獅子舞を奉納しています。獅子頭は、その獅子舞に使われる頭のことです。
私どもの井波彫刻には、そのような祭礼用の獅子頭と一般家庭用の飾り獅子の2種類を制作しております、主な違いは丈夫さにあります、祭礼用は振り回しますし、口を開け閉めいたしますのでそのような作りになっております。たとえば歯には鉄の鋲が打たれ、内には鉄の補強を入れたり、塗りの下地に布を張ったりします。
獅子頭の価格は大きさ(耳、つの、をはずした状態の正面、横幅)、材質(桐、ケヤキ、栃の木等)、白木、金箔、うるし塗り、一般用か祭礼用かによります。
また獅子頭の修理(補修,塗り直し、しみ抜き)も可能です、ただし修理については現物を見ないと確かなことはいえませんが。
最近よく、昔から部落に伝わる獅子頭を新調したいんだけど同じようなのできますかといった依頼が多数あります、もちろん得意とするところです、ぜひご相談してみてください。
無料で見積もりもしますのでお気軽に電話、FAX、メールでお問い合わせください。
石川県津幡町 能瀬 白鹿皮張り祭礼用舞獅子豚皮